紙の本でお勉強

 

今日は、早くお買い物に行って、その勢いでお勉強に行こうと思ったけれど、雨の勢いが強く、気持ちが折れ、ウチで自習することにした。

 

自習とは言っても、本を読むだけのことである。しかし、紙の本を読むのは本当に久しぶりでお勉強な感じがする。

   

なんとなく、紙の本は、電気的なデバイスより読みやすいのではないかと思ったけれど、別にそんなこともなく、内容に馴染みがなくて分かりにくければ、紙という材質が理解を助けてくれるものでもなかった。

 

ただ、紙の本は、片手で持てるし、落として壊す気遣いがないから、姿勢に自由が利き、ストレッチしながら読めていいと思った。

 

知らないことを知りたいから読んでいるのだけれど、知らないことを分かるように丁寧に読むのは大変で、何度かやめたくなっていた。

 

今馴染んでいるネットの情報を読むスピードと、違いすぎる。なかなか先に進めず、時間がかかって根性がいる。

 

ネット上の情報だったら、一つ一つを本当に分かろうとして読んではいない。適当にサラサラとたくさん読んで、自分の脳の中に浮かんでくる正解らしいものを見つけようとする。

 

本とネットではコストが違うから、それぞれ筆者が負うものが違い、その内容にも差が出て、受け取る側の読む姿勢が違ってくるということだろうけれども、僅かに、本という実体があるという事は、その内容にも真実味をもたせる力になっているようでもあると思った。

 

しっかし、今はキンドルとかあるから、わざわざ紙の本と書かないと、本の意味にならなそうで、時代の変化に驚かされる。

 

それより、自分がど根性で紙の本で勉強しようとしている方に驚いているかもしれない。ちょっと前まで、全部ネットでいいわ、紙の本なんかいらないと思っていたのに。