試合の朝でもさっぱり上がらない。ほぼ平常心な気がする。スパーリングも4度目だからのような気もするし、原発震災で悟りに磨きがかかったせいのようでもある。りゅういちに、
 
「準指じゃない?」
 
と言われる。確かに、スキーの準指導員検定を乗り切れたのは大きな自信になっているのかもしれない。
 

移動の途中の休憩の松月堂で、どら焼を焼いていて、試食もあったので、早くもお土産を買ってしまう。でも、
 

ご家族様にウケが良かったので良かった。試食にもなっていた手前の普通のどら焼が美味しかった。とても軽いどら焼だった。人形町の清寿軒のどら焼も好きだけど、松月堂はライト級で、清寿軒はライトヘビー級かなぁ〜。と、無理やりボクシングにつないでみる。
 
懐かしい野宮ジムに着く。リングが狭かったのね。と驚く。前は、「狭い。」と言われても、「は?」って感じでさっぱりわからなかった。
 
まったりアップして、ちょうどだなぁ〜。と時間が読めるのにもちょっと感動する。
 
ロープはけっこういい感じで跳べて良かったけど、シャドウがめちゃめちゃ。足が流れてますぅ〜。あっはっは。酷過ぎるから、やめる。
 
コーチにミットもしてもらっても、なんだかなぁ〜。やっぱ固くなってるのかなぁ。ん〜、いつもこんなものかしらん?
 
変は変なんだけど、気分が平らかなので、「これでいいのか?」と思い、バッグをブッタッタク。ん〜、気持ちが高揚。これくらいじゃないと、見ず知らずの人をぶん殴れないわ〜。
 
試合で覚えているのは、
 
最後にジャブが良く当たって、あまりに当たるので、それに安住したことと。
 
相手のヘッドギアがずれているのを見て、「左フックがかなりあたったんだなぁ〜。」と思ったこと。
 
ロープに詰めて連打してたら、野宮さんがマイクで「荒ぶる魂」と言ったのが聞こえて、笑いそうになりつつ、連打をやめるべきか、このまま荒ぶったほうがいいのか?と思ったこと。
 
無闇に打たないで休みも入れたこと。
 
コーチのアドバイスがぴったりきたこと。
 
「互角」 (そうですかぁ。) 「勝ってるけど、もっとハッキリ。」
 
「今、ボディーが多い、印象を考えると頭。」 (そういうものなんですね。)
 
「ツーフックで」 (ツーから?) 「ジャブからでもいい。」
 
通じるということがほぼない濁ったような時間の連続の中、不思議とそこだけ透明になったような気がした。
 
野宮さんのブログを見てみたら、1Rは私が打ち勝っていて、2Rは互角と書いてあった。私は2Rの方が打った気がしたけど、2Rは休みが多かったからかなぁ〜。
 
ボクシングって見せるものなのかしらねぇ〜。って、常識ですか?
 
以上、ビデオを詳しく見る前に書いてみました。ビデオはりゅういちも楽しみらしい。あはは。