銀座の美容室

銀座の美容室も書いちゃおうかなぁ〜。と思ったけど、帰宅のお時間だわぁ〜。ざんねぇ〜ん。
 
フリータイム、きたぁ〜。
 
成す術なし。自分で自分の髪に診断を下す。もう、プロにお願いするしかない。暇を持て余す東京で時間の掛かりまくる美容室を利用するというのは、すばらしい時間の使い方だが、あまりにひどいこの髪の状態で華やかな美容室はかなり気が引ける。当日はとらやでお茶でも飲んで盛り上がろうかと思ったけど、問屋の会計が1時間待ちで予約の時間ギリギリになってしまい、イロイロ考えることもなく銀座の美容室の椅子に座る。
 
担当の人は、メガネに帽子の青年。イケメンに!と思っていた私としては、瞬間、「ちがう!」と思ったものの、よく考えたら、マルキューの販売員のような人が出てきても、困ったのかもしれない。ここは銀座だし、私もその辺のことは分かって、銀座にしていたのかもしれない。
 
カウンセリング。メチャメチャな状態だから、何とかして欲しいだけで、希望はない。今まで行った美容室で、希望が汲み取られた記憶もないし。
 
「めちゃめちゃやってしまったので、なんとかなればいいです。もうちょっと長くしたいとは思っています。」
 
予想に反して、コレはムリ!とか言われない。非難がましい言葉はゼロ。ホントにひどい状態なのに。さすが銀座?しかし、カラーでは、明るい髪色にしたい私と、意見が合わない。暗くすると、変な服が似合わないんだよねぇ〜。
 
「白髪が染まりませんよ。」
 
そうそう、私の髪色がドンドン金髪化していった理由は、白髪が目立たないようにするためだった。そこが1番大切なところである。さすがだ!銀座のスタイリスト!
 
「この辺のOLさんは7以上ですよ。」
 
では、ギリギリ明るい7番でクールなアッシュにしま〜す。というわけで、常識的な髪色は現在の私の髪色である。これ以上明るいと非常識ですからぁ〜。
 
猛烈に会話することもなく、なんとなーく漫画の話などする。美容院、あまりにしゃべられると疲れますからぁ〜。ちょうどいいなぁ〜。予約時の情報がちゃんと伝達されているのか?さすがだ!気持ちよーく、シャンプーもカラーリングも進んでいく。美容院で染めてもらうの初めてだなぁ〜。なんて楽なのぉ〜?そういえば、シャンプー・ブロー大好きでした。蘇る記憶。
 
そして、カット。かるーい切りっぷり。元がヒドイから、できることは限られているのかもしれない。さて、出来上がり?真面目な感じだなぁ〜。と思っていると、
 
「もうちょっと面白くしましょうか?前を斜めに切ってみましょうか?」
 
どうも、ポツリポツリとしていた話から、私の性格を察してくれたらしい。すごいわぁ〜。ビックリ。お〜、斜め、いい!と思っていると、
 
「ワックスも付けてみましょうか?」
 
つける!つける!付け方も教わりつつ、え〜、めっちゃぃ〜〜〜!!!かっこいいぃ〜。
 
「美容室で満足したの初めてですぅ〜〜〜。ありがとうございますぅ〜〜〜。」
 
まじで!滅多に出ない偽りのない言葉。
 
「カラーは見えるところだけ自分でチョコチョコしてもいいですけど、伸ばすにしても頭が大きくなるから、カットには来てくださいね。」
 
はぁ〜い、こんなにカッコよくなるのなら喜んでお金払うわぁ〜。今回は初回で8000円。今後1年間は9000円でいいらしい。ちなみに定価は12000円。で、ワックスも買う気満々だったんだけど、
 
「ワックスは息子さんのでもちょこっと使ってみてください。」
 
あらぁ〜、飛はそんなことさらさらしないんだけど、話の端々に出ていた満さんのことよねぇ〜。まー、いいか、ビンが大きいし、カワチで買おう。これからブルガリ行かなきゃ行けないし!この髪型なら、ブルガリも余裕!な気がする!ブルガリの話は置いておいて、お家に帰ると、めっちゃ好評。ちゅーか、お店の川手さん以外はすべて好評だ。気持ちいいですなぁ〜。川手さんはめっちゃ金髪。あはは。
 
ワックスも買ってみる。めっちゃたのしぃ〜。こんなにすばらしいものが出来ていたとは知らなかった。デップとかケープみたいなもんだと思っていたけど、ぜんぜんちがぁ〜う。パーマかけなくていろいろニュアンスが出せるんだねぇ〜。ワックスを知らない人生、貧しいわぁ〜。
 
で、こんだけきれいに染まるなら、セミロングくらいならいけるんじゃないかと野望を抱く。ゆるふわとか?ふふふ。でも、周囲の感触があまりにも悪い。この体重でやっても?^^;ボクシングでシャンプーの回数が多いから、手間がかかりすぎか?まぁ〜、伸びるのに時間が掛かるし、このショートも十二分に満足だけどね!