りゅういちさんがお風呂から出てくるなり、なにやら怒鳴っている。がーーー。と言われると、私の耳は瞬間的にオフになってしまう。謎な言語は雑音にしか聞こえないってのと同じじゃない?なおも、りゅういちさんはがーがーと言い続けているので、ようやっと脳が言葉だと認識した。「体、拭いて!」とか、「水、飲ませろ!」と言っている。なんじゃろか?と思いつつ、拭き拭きしていると、「死にそうだ!」とか言っている。どうも、お風呂でとても気持ち悪くなったらしい。
 
死にそうな人は腹式で発声できないと思うけど、本人はほんとに死ぬかと思ったんだって。原因はたぶん、献血。思った以上に体に負担なんだねー。献血しても普通にお風呂に入る分には、問題がないだろうけど、痩せようとしたのかしらん?時間もあるだろうけど、基本的にりゅういちさんのお風呂の温度は高いと思う。
 
私が後から入ると、いつも、「あつー!」ってなってるもの。やっぱり、ヤバイんじゃないですか?
 
因みに、私のお風呂の温度は低い。追い焚きをするのが勿体無いから、温度が下がるんだよね。で、寒いから出る気がしなくて、さらに温度が下がるの。で、その内限界が来て、意を決してお風呂から出るんだわ。だから、いつもお風呂から、「寒い。寒い。」と言って出てくるのね。なんか、アホなような気もするんだけど、それくらいの方が、体にも良いような気がするんだよねー。