(3月20日のこと)
国立新美術館には各階に食べるところがある。国立新美術館は地下一階で地上3階だから、4ヶ所で食事が出来る。http://www.nact.jp/restaurant/index.html 収蔵品を持たないから、そういうところに力が入るのか、案内板もとても目に付く。
最初はまったく食べる気はなかったのだけれど、何回も見るうちに企画展とのコラボ的なものにもそそられ、何か食べていくかという気になる。洗脳?
鴨フォアグラのソテー ソース・ベルジュジャガイモのゴーフレットと共に 2,500円 外はカリッと中はとろり、香ばしく焼き上げた鴨フォアグラのソテー。若いぶどうの果汁を使った甘酸っぱいソース・ベルジュとの絶妙なハーモニーをお楽しみください。
食べるんだったら、やっぱフォアグラ?お勧めみたいだし。
「フォアグラくださぁい。」
「単品でよろしいですか?」
ああそうか、フォアグラ単品は変か?2000円でコースもあったけど、そっちは別に食べたくないんだよねぇ〜。
この写真を何回も目にしていたので、となりに映っているデザートの「苺のカルディナル風」に引っ張られて、頭の中で「おやつにフォアグラ」といった感覚になっていて、フォアグラ単品でまったく変だと思っていなかったわ。あはは。やっぱり、洗脳?
「パンもつきますけれど」
「あ〜、そうですか?ワインあります?」
あるに決まってるわネェ〜。うほほ。しかも500円と安い。おやつのフォアグラをつまみに飲む。ナイスデース。
パンにオリーブオイルとディップまで出てきたよー。あれ?ここはマジでレストラン?どうも美術館が終わってもディナーがあってやってるみたいよ。いんやー、ビックリ。さすが六本木!
カレーのなんとかって言ってたから、期待してなかったけど、マジで美味しかったディップ。驚いた。
ディップに感動していると、フォアグラちゃんがやってくる。ぷりん。ぷりん。
あらぁ〜。焼具合もとってもいいかんじぃ〜。ソースも捻るわけでもなく、素材を生かして素直。2500円分の満足デース。
フォアグラの脅威の腹持ちで、帰りのバスの飲食はとっても控えめだった。フォアグラはいつでもいろんな意味で値段分あると思った。