SAJ準指導員になって最初のイントラ

 
SAJ準指導員になって最初のスキーイントラ。諸事情により、スキーにはすっかり消極的。しかも、前日の夜は風がうなりを上げていた。
 
朝5時にやっとの思いで起きると、天気はそう悪くない。まったく準備をしていたかったので、気合で用意する。大抵初滑りは何か忘れるけれど、仕事だからそういうわけにはいかない。確かめに確かめて、出発。
 
車で走り出してしまえば、いい天気で雪道ドライブ楽しいなぁ〜。という気になる。しかし、磐梯山の東側に回り込むと雪が降り出す。しかも、気温はマイナス8度。初すべりで段取り最悪だしなぁ〜。あ〜、行きたくない。
 
SAJの小屋に行くと、懐かしい先生や、知らない先生で満杯。本日の小学校は、今年から父兄指導の班がなくなって、イントラの班が大幅に増えたらしい。
 
私の担当は2年生。始まれば、何の滞りも無く進んでいく。というより、スバラシイんですけど。止まる操作も、ワンターンも、何でそんなにスムースなの?うま過ぎない?左右連続ターンで、みんな私のラインをはずさない!
 
こ、こ、これは、私のお見本の滑りがいいせい?さすが準指導員様?グダグダ言葉で説明してもしょうがなかったのねぇ〜。いやー、今までのグダグダなご指導申し訳ございませんでした。
 
それから、雪だまよけの能力がアップしていて驚いた。投げ返すのもかなり正確。ボクサーだからねぇ〜。ふぉふぉふぉ。
 
「当てていいんですか?」
 
と、ほかの班の子がやってくる。なんだか自信ありげなお顔だわねぇ〜。距離をとって後ずさる姿は、貴様、ピッチャーだな。なにやら緊張感が高まる。もちろん、大人げなく全力でよけましたぁ〜。あはははぁ〜。
 
午後は雪がひどくなり、新雪ガンガン。ショートターンをやりたがるので、SAJにはない滑りで遊ぶ。
 
「今のフカフカ、楽しいよねぇ〜。」
 
と言ったら2年生も同意見だった。