ボチボチ作っていたのでした。
 
冬の夜の 黒い鏡は 我にだけ
   優しい光 恐れないから
 
ずるいかな なじられ続け かわすより
   何も残らぬ 透明人間
 
第三の 目が開く時に 閉じる口
   嘘いう口は 相も変わらず
 
雪の夜に 告げたい言葉 あるけれど
   誤解されるの 目に見えている
 
いつまでも 大好きだから 腹が立つ
   雪の重みよ 溶かしておくれ
 
他の人を かわいいと言う 腹が立つ
   わざと大げさ 分かっているのに
 
牡丹雪 いかにも重く 降り積もる
   頑固な人の 顔が浮かぶよ
 
セキレイの 足跡たどる 新雪
   乱れ寄り道 呼ぶ声がする
 
闇の中 紅茶を啜る
   胃は重く 頭はボオっと 手には鈍痛
 
いらいらと 筆をとりあげ 臨書する
   感情写さぬ 線の不思議さ
 
テキーラで 今日をさっさと 早送り
   明日もきっと 早送りだね
 
宝箱 期待したけど 空っぽで
  自分が入って 蓋をしてみる
 
クモの糸 目の前にある 気配する
  手を振り回し つかめばいいの?
 
動けない 雪が周りに 降り積もる
  キーを回して エンジンかけて
 
手をつなぎ 風と遊んで 降りてくる
   雪を凍らす 私の心
 
止まれない 進むしかない 戻れない
   前に着いてく ホワイトアウト
 
末端まで テキーラ満ちて 
  Pureなのか 濁っているのか どちらも我で
 
ルードビッヒは なんてバカなの うらやまし
  すべて分かって あえてやるのか
 
満足の お湯に浸って 見る夢は
  月光の雪 晴天の闇
 
偽りの 体を置いて 見下ろせば
  大笑いする 我の姿よ
 
分かるけど 答えられない もどかしい
  同調しない 気分の波よ
 
お前はね 面倒くさい と言われたよ
  ホントにそうだと 同情するよ
 
美意識の 表現手段が ブログなの
  一人に向けると 暴力だから