店からうちに帰ったら、庭からカンカンと音がしている。
 

 
またやってんの?あら、システムが進化してるわねー。入試のためなのかしら?なんだかよく分からないけど、頑張ってね。しかし、私と似ているけれども、男なだけにより力強いというか、なんというか、、。
 

 
お母さんは床を頑張るよ。秋の日差しはメランコリーだねぇ〜。いやいや、季節だの何だの味わってないで、まとめなくては!
 

  
「すごいきれい。そのままでいいんじゃない?」と言われたけど、確かにこのままが綺麗。秋がこのまま続けばねぇ〜。でも、冬が来たら水とカビに侵食されるだけなので、なんとかしなければならない。
 

 
時間とカビと私のコラボは、棟方志功のように力強いではないか!なんて、酔ってないでまとめなければ!
 

 
この先も塗装する予定だけれども、一応、マスキングしてみたわ。そして、水性ステインというものを塗ってみた。ん〜、考えていたより汚い感じ!やっちまったか?私?
 
で、不貞腐れて昼寝する。だって、削るのにものすごい時間かかってんだよー。いくら見返りは期待しないと言っても、他ならぬ自分の読みに裏切られては、なんともやるせないじゃない?
 

 
そして、目覚めて乾いたところを見てみたら、なんだかいい感じになってるー!いや、良かったわー。これなら、まとめられるわー。ワハハ。やっぱり頼れるのは自分だねぇ〜。と思ってしまう、とても不幸な私。
 
で、気分良く店に行こうとすると、
 
「真紀さぁ〜ん」
 
と呼ぶ声がする。私は、息子を含めて、「真紀さん」と呼ばれることが多いが、わざわざ呼ぶとは何事だ?思ったら、
 
「いってらっしゃい。」
 
だけですか?なんなの?おつかれですか?
 

 
スゲー!鉄が赤くなってるよ!じゃぁねー。
 
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