先日、息子がヘアーカットしてきたのだけれども、そのスタイルは、「カラスにむしられたの?」と言う感じだった。今朝も、なんだーかんだー言っているので、改めてそのヘアースタイルをよく見てみた。どうも、長くあるべき所が短く切られ、短くあるべき所が長いままなようだ。一言で言うと、ヒドいのであ〜る。
 
これなら、私が切った方がマシかもなぁ〜。と思い、切ってみた。息子の頭なんてカットするのは10年ぶりくらいかしらねぇ〜。こんなもんかしらん?と切っていったら、思いの外、上手に切れた。
 
「お母さんて、器用貧乏?」なぜ故に、「貧乏」をつけたのか???素直に言っちゃってるんだと思うけど、商人に貧乏なんて縁起でもないので、「器用ゴージャス!」と言っておいた。
 
その後、店ではお客様にパンツのウェストサイズを「タダで直して。」と無茶ぶりされた。できなくもないので、「文句を言わなければいいですよ。」と承知して、そのパンツの値段を見てみたら、「1332円+税」だった。むぅ〜、そんな値段であったか、まぁ〜、よかろう!
 
お客様も、これはちょっとと思ったのか、「もっと買うから。」と店の中を廻り始め、私はウエストサイズを直し始めた。タダなのでせめて勿体つけたかったのに、私ったら器用なもんだから、あっと言う間に直し終わってしまった。ありがたみが極薄になっちゃうじゃないのぉ〜。と頭に浮かんだのは、「器用貧乏」と言う言葉!
 
その後、どうなるのかしらん?的な感じを醸し出しつつ、車からしてお金を使わない感じではないお客様だから、最終的にはかなりのお買い上げをいただき、直したパンツを見てのお言葉もいただいた。
 
「器用ね。」
 
やっぱり?と、「器用貧乏」の話でも振ろうかと思ったけど、もう、十分お話ししたような気がしたので、謝辞だけ言った。