到着した仕入れの荷物の中にひときわ小さい箱がある。なんで?あ〜あ、また間違っちゃった?と思ったら、私のミスではなかったので、送料は加算されていなかった。毎回、どこにどう荷物を入れるかは結構頭を使う。意味なく自分で運んだりして、体力を使ったりもする。気持ちよく無駄なく入れるのはあきらめて、少し無駄を作ろうかしら?千円以下の無駄は気にしないとか。
 
ロードサイドの看板と、日よけの幕のお見積もりを見る。10万と6万。ん〜、妥当だよねー。りゅういちは当然、「いらない!」とか言っている。変な広告をばら撒くと、やっぱりこんな価格。というかもっとかかる。それとかイロイロ考え合わせると、日よけの幕の6万は元が取れる感じがする。
 

 
ロードサイドの看板の10万はちょっとどうかなぁ〜。と思う。電柱や信号のごちゃごちゃで、イマイチ目立たず、ブッチャケいらないような気がする。でも、きれいにした柱に、ファッションレオーネという文字が薄汚れた感じであったら、それは明らかにマイナス効果しかない。というわけで、10万円の看板は、たまたま目にした人に対しての店の格付けということなんだろうなぁ〜。
 
それよりなにより、東京に行っている間に、足場が取れたのであった。足場が取れる前は、入り口の上の「Leone99」はやっぱ小さかったかなぁ〜。とも思ったけれど、足場がなければイメージどおりだった。大きさより厚さを取って正解だったなぁ〜。カルプ文字の5cm厚はナカナカないから、プックリしてかわいいわぁ〜。薄くてペナーンって感じは嫌だったのよねぇ〜。
 
色はもっと薄いほうがよかったなぁ〜。塗っている時も「イメージより濃いよねぇ?」と思ったんだけど、無意識的に「看板は目立たなくちゃ!」という常識に引っ張られましたかなぁ〜。残念。なぜ薄い方がいいかというと、壁と一体感が出て広がりが出るだろうと思ったのよ。色が濃いと凝縮して見えるのだよ。わかるかなぁ〜、りゅういちくん。でも、何の疑いも持たずに「あの色がベストだ!」と言ってくれてありがとう。
 
入り口の上の「Leone99」は、イロイロな制約の中で、うちの店を表現することは出来ているのではないかと思うわ。ちなみに、以前のお絵描きは、私自身の表現だったということね。さよなら、わたし。