放射性物質燕三条にもきてるのかなぁ?アメリカでもセシウムが検出されているのだから、どうしようもないんだろうなぁ〜。まぁ、別にいいのだ。気持ちの問題。自分が嫌なら嫌で、よければいいということだ。
 
会津若松を出たときは、200kmじゃ足りない。300km行こう。と思っていた。でも、大人数だし、逆らうのもなんだし、間に合うだろうし、疲れていたし、燕三条にとりあえず泊まった。

 
流れで泊まったここは、単なるビジネスホテルだと思ったのだけれど、ちょっと違っていて、居心地がいいのだ。ツインの部屋のお風呂は、新潟平野ビュー。今は8階だが、最初は12階だったから、よく見なければはなんとなくリッツ・カールトンからの眺めだ。
 
ベッドカバーの柄だけは残念だが、ホテルの内装もいいし、坪庭もあるし、フロントの人たちもいいし、お掃除の人たちもいいし、そんなに高くないし、朝食のビュッフェもいいし、燕三条もいい。
 
燕三条は、新幹線のために燕市三条市の間に作られた街なのだろう。よくある郊外の大型店が一通りありつつ、なんとなく駅前の雰囲気もありつつ、通りはスースーで、ベンツの販売店があって、さすがな街だ。
 
うざくなくてナイスな街だなぁ〜。と思いつつ、面倒くさいからほとんどホテルにいる。買い物は最低限だ。別に買占めが悪いからと思っているわけではない。もともと、物資は豊富にあるんだし、なぜ被災地に行かないかというと、道路状況とかガソリンのせいなんだと思うし。
 
私が買わない理由は、物に代えてもっているよりも、お金で持っていたほうがいいと思うからだ。またもや、金さえあればいいんだなぁ〜。と、確認している。
 
飛はどうやら、1日3時間勉強しなくてはならなかったらしいが、さっぱりしていなかったので、今日は4時間やらせることにする。そうしたら、1時間半でお昼寝してしまった。静かで時間があるのでいつまでも逃避していないで、放射能の計算をしてみた。
 
毎時μSvに24(時間)をかけて、365(日)をかけて、マイクロからミリにするために1000で割って、年間の被爆量を出してみた。各地の値は朝日新聞のデータから拾って、きりのいい数字に。計算機ないからすべて筆算ね。^^;
 
会津若松市0.4μSv/h→3.5mSv
宇都宮市0.15μSv→1.3mSv
仙台市0.2μSv→1.8mSv
福島市10μSv→87.6mSv
 
国際放射線防護委員会などによると、
 
1mSvは「一般市民の線量限度(年間。医療と自然由来は除く)」
2.4mSvが世界平均の年間自然放射線
6.9mSvが胸部エックス線CT。
50mSvが業務に従事する人の年間被爆量の上限。
100mSvが健康に影響が出る危険が高まるレベル。
 
ん〜、10μSvはちょっとかしら。1年続いたならばの話だけど。逆に、年間1mSvを1時間にすると、0.11μSvに。お〜、宇都宮、惜しい。
 
で、何から出てるの?放射線放射性物質?を考える。
 
2号機の圧力抑制室の欠損からとすると、1号機と3号機も同じようになったら、3倍に?もっとひどく漏れ出したら、もっとだよねぇ〜。
 
使用済み燃料棒からだとすると、外から水さえ入れれば、大丈夫?でも、2号機には入らないよねぇ〜、爆発してないから穴が開いていなくて。
 
しっかし、使用済み燃料棒がそんなに危ないとはびっくり。つーかそんな存在知らなかった。制御棒がないから返って、、、。みたいな話もあるし。で、昨日か一昨日だかのNHKでチラッと言ってたけど、原子炉建屋のプール以外にも冷やしてるのが敷地内の地下に沢山あるそうで。それも、温度がジリジリ上がっているグラフも出てたね。
 
脈絡ないけど、使い終わったものにそんなにお金がかかっては、原発が存在する意味はお金じゃないのかもねぇ〜。と思う。
 
アメリカの人が、いい方向に。って言ってたみたいだから、なんとなくよかったよねぇ〜。IAEAも測ってくれるし。別に日本の政府は信用ならん!ってわけじゃなくて、一般的に人の非は指摘しやすいけど、自分の非は認めたくないだろうなぁ〜。って、目で見てしまうってだけ。
 
地図を見て、私が政府だったら。と考える。やっぱり30kmにするかもしれない。
 
避難と屋内退避の基準を調べてみる。http://www.remnet.jp/lecture/qa/add05.htmlによると、
 
外部被ばく10〜50mSv(内部被ばく100〜500mSv)の予測線量で屋内退避、外部被ばく50mSv以上(内部被ばく500mSv)の予測線量で避難などを行うこととしています。
 
だそう。内部被爆がなぜ高いかわからないが、ちょっとまた計算してみよう。書いてないけど、50mSvが基準になっているようだから、「年間」の予想線量なんだと思う。逆算すると、
 
10mSv=1.1μSv/h
50mSv=5.7μSv/h

となる。単に「原発から何キロだから」ということではなく、風向きとかもあるし、自分の所の線量と照らし合わせて、対処するほうがいいのかもしれない。22日の朝日新聞の2面の各地の線量に照らせば、
 
避難(5.7μSv/h以上)は、浪江、飯舘、福島
屋内退避(1.1μSv/h以上)は、高萩、いわき、南相馬、郡山、北茨城、白河
 
となる。自分で考察してきてびっくりだ。結構大変だ。アップしていいのかしらとも思う。やっぱり、「1年間同じ値が続くとしての計算だから、直ちに健康には、、、、」と、私も言ってしまいたくなる感じもする。間違ってたら、ご指摘ください。
 
私の計算が間違ってないとして、さらに考察してみよう。なぜ20km、30kmでも良いのか?「予測線量が」ということだから、期間を短くすれば予測線量は小さくなる。1年間続かないという見通しということにすればいいわけだ。
 
医療を受けていてもそうだけど、データを見て自分が判断していける、または、いかなければいけない、時代なんだなぁ〜。と思う。ありがたいと言えばありがたい、面倒くさいと言えば、面倒くさいことになっている。